みなさんは仕事をどのようにして決めているだろうか。小さい頃からの憧れ、親からの勧め、友人知人の紹介、給料がいいから、等々たくさんの声が挙がるだろうがこの仕事がどうしてもやりたいという強い気持ちで始める人は少ないようにみえる。世の中にはありとあらゆる仕事が存在しているのにやりたいことがないのはなぜなのだろうか。
よく耳にするのは始める前から考えすぎて動けなくなっているパターン。自分に向いているのか、職場の人とうまくやっていけるのか、心の中の天使と悪魔が繰り返し囁く。そうこうしているうちに身動きがとれなくなり時間ばかりが過ぎていく。こういった経験、身に覚えがあるかもしれない。
よくよく考えてみるとこれほどもったいないことはない。ちょっとでも自分の心に響いたものがあればまずは挑戦してみる。これは無理だなと思えば例え3日しか続かなかったとしても辞めて次を探せばいいのではないだろうか。消去法で探していくこともひとつの方法である。これを繰り返していくと自ずと「意外とこれできるな」とか「この作業楽しいな」とか「もっとこの分野について勉強したいな」とか頭の中だけでは想像すらできなかったことが浮かび上がってくることだろう。この過程は自分を知ることにもつながっていく。自分を知っていくと強みも見えてくる。恐れずフットワークを軽くして未知の世界にも飛び込んでみよう。あなたの知らない魅力溢れる職業に就けるかもしれない。